ディズニーを全力で楽しむ!
TDL開園時から通い詰めた
主婦ブロガー・美弥によるTDR攻略ブログ
東京ディズニーシー

ソアリンの女性はどんな人物?物語は実話!?鳥の名前と関係性も知りたい!

東京ディズニーシーの人気アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」。

ソアリンが楽しめるのは、世界で4つのパークだけだとご存じですか?

フロリダ・アナハイム・上海のパークと、そして東京ディズニーシーです!

さらに、ディズニーシーのソアリンは、日本だけのオリジナリティあふれる物語なんですよ!

今回は、知っているとソアリンが数倍楽くなる物語の中身はもちろん、アトラクションに登場する女性といつも彼女と一緒にいる鳥について、詳しく紹介します!

さっそく始めましょう!

ソアリンの物語は実話!?

1815年9月4日、イタリアの港町・メディテレーニアンハーバーを見下ろす丘に、飛行研究に関する博物館「ファンタスティック・フライト・ミュージアム」が建設されました。

ミュージアムの建設から約100年が経った1900年初頭のミュージアムが物語の舞台です。

結論から言うと、ソアリンの物語は実話ではありません。

しかし、実話だと言われてもまったく疑わないほど作りこまれています。

その物語をご紹介しますね♪

1901年「ファンタスティック・フライト・ミュージアム」 では、常設展示の「飛行へのインスピレーション」と、飛行研究家カメリア・ファルコの生誕100周年を祝う特別展が開催されていました。

ミュージアムを訪れたゲストは、まず「オベリスクと歴史・生物学・考古学・テクノロジー」に関する常設展示を見学しながら館内を巡り、最後にカメリア・ファルコの功績を称える特別展のギャラリーへと案内されます。

そこでゲストは、カメリア・ファルコのスピリットとの不思議な出会いを体験し、展示中の空を飛ぶ乗り物「ドリームフライヤー」に実際に乗り込んで、空の旅へと出発します!

ソアリンの醍醐味がもちろんフライトではあるのですが、博物館の造り、展示内容の巧みさも絶対に見落とせないポイントです!

この博物館を訪れると、知らず知らずのうちに、20世紀初頭のイタリアにタイムスリップしてしまうようです!




実在したソアリンの女性はどんな人物?

ソアリンの壁に掛けられた絵

ソアリンに登場する女性の名前は、カメリア・ファルコと前述しました。

カメリアは、ファンタスティック・フライト・ミュージアムの創設者、チェッリーノ・ファルコの娘で実在の人物です。

生前は、このミュージアムの2代目の館長も務め「アレッタ」という鳥を飼っていました。

アレッタはソアリンの壁画にカメリアとともに描かれているので、探してみてくださいね。

飛行研究に精通し、飛行グッズコレクション好きな父の影響を受けたカメリア・ファルコは、幼少期から空を飛ぶことに対して強い興味を持っていました。

熱気球で世界中を巡るなどして飛行研究に人生を捧げ、仲間とともに空を飛ぶ乗り物「ドリームフライヤー」を開発しました。

美弥
美弥
ソアリンでわたしたちゲストが乗るのもドリームフライヤーです!

49歳の時、父の後を継いで、ファンタスティック・フライト・ミュージアムの2代目館長に就任します。

翌年、カメリアは「冒険家・探検家学会(S.E.A.)」の初の女性会員となります。

S.E.A.とは、探検家や冒険家が、新たな発見・知識・芸術を世界へ広めるための活動をしている団体のこと。

美弥
美弥
ソアリンのストーリーとも強く結び付いています。

S.E.A.は「Society of Explorers and Adventurers」の略語で、レオナルド・ダ・ヴィンチやヴァスコ・ダ・ガマらが1538年に創設しています。

アナハイムのディズニーランドにあるトロピカル・ハイダウェイには、S.E.A.のメンバーの名前と紋章が刻まれた12本のオールが飾られていて、その中の1本にカメリア・ファルコの名前もあるんですよ!

S.E.Aという格式高い団体に女性として初めて認められたメリア・ファルコは、1875年、74歳でその生涯に幕を閉じます。

その後もファンタスティック・フライト・ミュージアムはS.E.A.により運営されています。

ファンタスティック・フライト・ミュージアムの展示室には、カメリア・ファルコの肖像画や、情熱を掛けた研究の成果や思い出の品が数多く展示され、それらを通して彼女の人生を振り返ることができます。

美弥
美弥
見応えたっぷりですので、ぜひじっくり堪能してください!




ソアリンに登場する鳥の名前とカメリアの関係性は?

ソアリンのスタンバイにある像

「ソアリン:ファンタスティック・フライト」には、1匹の鳥が登場します。

この鳥の名前はアレッタといい、カメリア・ファルコが飼っていたことは、先程この記事の中で紹介しました。

鷹のようにも見えますが、アレッタはハヤブサです。

アレッタとカメリア・ファルコは一体どんな関係なのか、気になります!

アレッタは、カメリア・ファルコが14歳の頃には既に彼女と一緒にいたんです!

それは、ファンタスティック・フライト・ミュージアムの中にある1枚の絵画から分かります。

ファンタスティック・フライト・ミュージアムの創設者でありカメリア・ファルコの父であるチェッリーノ・ファルコが、博物館のオープニングセレモニーでテープカットをする様子が描かれている絵の中に、14歳の頃のカメリア・ファルコも、黄色いドレス姿で描かれています。

そしてその腕には、アレッタがお行儀良く止まっていますので、ぜひ探してみてくださいね。

アレッタは、カメリア・ファルコにとって共に育った家族であり、世界各地を一緒に回った大切な親友でした。

そして何より、空を飛ぶことへの強いインスピレーションを与えてくれたかけがえのない仲間でした。

「ソアリン:ファンタスティック・フライト」のアトラクションでは、アレッタはまず冒頭の雲のシーンに登場します。

そして、クライマックスで再登場したアレッタは、ドリームフライヤーに乗ったゲストを、東京ディズニーシーの上空まで導いてくれます!

ドリームフライヤーで大空を旅する時には、カメリア・ファルコと相棒であるアレッタの物語にも、想いを馳せてみるとよりソアリンの世界を堪能できること間違いなしです!




まとめ

◆東京ディズニーシーのソアリンは、日本だけのオリジナルの物語で、実話と見紛うほどストーリーを作りこんでいる。

◆カメリア・ファルコは飛行研究に情熱を注いだ実在の女性。

◆カメリアは、ファンタスティック・フライト・ミュージアムの2代目館長であり、「冒険家・探検家学会(S.E.A.)」初の女性会員でもある。

◆ソアリンに登場する鳥(ハヤブサ)の名前はアレッタ。

◆アレッタは、カメリア・ファルコが幼い頃からの相棒であり、アトラクション内や壁画にも登場する。