2019年7月に東京ディズニーシーにオープンした大人気アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」はもう体験されましたか!?
実はこのアトラクションには、絵が動き出す不思議な部屋があるんです!
今回は、その部屋の秘密を解き明かします!
さっそく始めましょう!
ソアリンの絵画が動く様子と部屋の場所
絵が動き出す不思議な部屋……それはいったいどこにあるのでしょう?
その部屋は、ゲストがドリームフライヤーに搭乗する直前に案内される、カメリア・ファルコの生誕100周年を祝う特別展示室です。
この部屋ではプレショー行われ、そのショーの中で絵が動き出します!
特別展示室の中に入ると、真っ先に目に飛び込んでくるのは、空を見上げるカメリア・ファルコの大きな肖像画と、彼女の相棒であるハヤブサのアレッタの像です。
その周りには、様々な絵画が飾られています。
この部屋で、ゲストはカメリア・ファルコのスピリットとの不思議な出会いを体験できます。
肖像画の中のカメリア・ファルコがいきいきとしゃべりだし、固い像だったアレッタが飛び回ります!
さらには、周りの絵画までもが面白いほどリアルに動き始めるのです!
カメリア・ファルコと、彼女の背後の風景が別々に動きます。
実際にカメリア・ファルコが額縁の中で息をし、そこに存在しているかのようで鳥肌もの!
ソアリンの絵画が動く仕組み
カメリアの絵が動き出す不思議な仕掛けの正体は、プロジェクションマッピングと映像を組み合わせた演出によるものです。
プレショー中に見る角度を変えると、背景と人物の間に奥行きがあることが分かります。
背景には現実の絵画を置き、その前に透明のスクリーンを設置してカメリア・ファルコの映像だけをプロジェクターから投影している可能性が高いです。
プレショーの開始前は、額縁に入った1枚の絵画にしか見えません。
その理由は、背景用の照明を消して、手前の透明のスクリーンにカメリア・ファルコの映像と一緒に背景もプロジェクターから投影する事で、あたかも1枚の絵画のように見せているからではないでしょうか。
プレショーのスタートと同時に背景の絵画を照らし、プロジェクターからの投影は、カメリア・ファルコの映像だけへと切り替えることで、立体感を表現しているのでしょう。
さらに、背景の絵画にカメリア・ファルコの映像が映ったりしないのは、ほぼ真上にあるプロジェクターから映像を投影しているからなのでは…と思うのですが、その仕組みはまだ完全には解明できていません。
ソアリンに乗るときには、動く絵の仕組みを探ってみるのも楽しいですよ♪
ちなみに、東京ディズニーランドの『ホーンテッドマンション』でも、同じような仕組みが使われていると思われます。
乗り場の前に通される部屋の天井での演出です。
動く絵画を見るためにおすすめの立ち位置
動く絵が展示されている部屋はそう広くないので、ゲストが全員入るとかなりぎゅうぎゅうになります。
動く絵の見やすい位置は、部屋の前方。
絵をしっかり見たい場合は、前方がおすすめ。
しかし、カメリアの絵画の周りに飾られている絵も動く演出があるので、部屋全体が見渡したい場合は中央や後方もおすすめです。
背が小さなお子さんは後方だと見えにくいので、前方がおすすめです。
また、演出パターンは複数用意されているので、どんな演出に巡り合えるのかも楽しみの1つでしょう♪
海外のソアリンにはない日本限定の演出のようですので、何度も乗りたくなる理由でもあります。
まとめ
◆ 【ソアリン:ファンタスティック・フライト】の中には動く絵が存在する!
◆その絵はカメリア・ファルコの生誕100周年を祝う特別展示室にある。
◆動く絵の仕組みは、プロジェクションマッピングと映像を組み合わせた演出によるもの
◆特別展示室は広くないので、カメリアの絵画の近くに行くのがおすすめ。特に小さいお子さんは前方でないと見えにくい。